腕時計の選び方


腕時計の選び方は、男性と女性では基準が異なります。携帯電話を手放すことがない現代では、時間を確認するのに腕時計を見るという方よりも、携帯電話を見るという方の方が増えてきているのが実情です。そんな中でも腕時計をつけているのは、もちろん時間の確認という本来的な意味もあるでしょうが、それよりもおしゃれとしての腕時計という方が、大きな意味を占めるようになっています。そのため、機能よりも何を重要視して腕時計を選ぶかということの方が問題とされてくるようになってきました。男性にとって、腕時計の選び方というと何より重要視するのは、スペックだとかブランド、時計にまつわる歴史だとかいった、デザイン以外のものという方が多くいます。それに対して女性は、フィーリングや外見を大切にする傾向にあると言われています。これは、働いている、働いていないにかかわらず、このような傾向で腕時計を選ぶということです。

さて、では実際にどのようなブランドを選んでいけばいいのでしょうか。私はパネライ正規販売店で買ったパネライの腕時計にしましたが、まず男性でしたら、少なくとも2本は腕時計を揃えておくことをお勧めします。1本はビジネス用、もう1本は休日などのカジュアル用です。どちらも同じ1本で使おうと思うと、シチュエーションが違いすぎるため、どちらかの場面で、「何となく場にふさわしくないな」という思いをすることになります。ビジネスで使う腕時計を選ぶポイントは、堅実でしっかりしたイメージの腕時計、一方カジュアルなシーンで使う時計を選ぶときは、遊び心がある腕時計と分けるのが、最も一般的です。では具体的にビジネスで使う腕時計を選んでいくときの参考ですが、ビジネスに使うには、定番中の定番でもあるブランド、ロレックス(特に定番のデイトジャスト)やセイコーなどがよいかもしれません。シンプルでも上品さがあるデザインは、初対面のクライアントやお客様からでも信頼を得られることでしょう。でも少し定番から外したいという方には、IWCの時計がよいかもしれません。「質実剛健」なイメージの腕時計が多いので、誠実さを感じさせられることでしょう。そしてビジネスシーンでの腕時計選びの上で重要なことが、機能です。何よりも時間が狂わないことが、最も重要で要求されることです。ですから、機械式時計やアンティーク時計よりも、現在の主流ともなっているクォーツ腕時計のほうがよいでしょう。カジュアルなシーンなら、自分の好みを発揮できる腕時計がベストです。ビジネス用の腕時計とがらりとイメージを変えれば、より気持ちの切り替えもできることでしょう。そんなカジュアルシーンにお勧めのブランドが、ゼニスやアラン・シルベスタインなどです。どちらもカジュアルデザインに定評のあるブランドですから、気に入る1本が見つかることでしょう。ただカジュアルといっても、スポーツをするときには安全性も考えると、また別の時計を使用したいものです。スポーツに最も向いている腕時計といえば、なんといってもG-SHOCKでしょう。水にぬらしたりどこかにぶつかったりしても、壊れる心がありません。

また女性の腕時計としては、その人のライフスタイルと持つ腕時計の雰囲気を合わせて考えてみることをお勧めします。セレブ感たっぷりの方が、G-SHOCKをつけていたらやはり似合わないという感じを受けますよね。女性が時計を選ぶときは、年代と合わせて考えるとよいでしょう。大学生までの学生が腕時計を買う時には、価格が安いこと、でもかわいくて使いやすいものであることということが重要です。ですからブランドでいえば、ロデオやアディダス、バーバリーといったところが適当だと思います。特にロデオのシリコンリストウォッチは、シンプルなデザインと豊富なカラーが、とてもかわいいものになっています。また実際に女子中高生に人気のある腕時計としては、アディダスのキャンディです。カラーバリエーションも多く、かわいらしいデザインが大人気です。20代になって社会人となったら、ノーブランドでも構いませんので、時間が狂わず、つくりもしっかりしているものを選んで身に着けることをお勧めします。20代の女性は、仕事に遊びにと一番楽しくてやりがいのある時期です。それをタフに機能的にサポートしてくれる腕時計がお勧めだからです。そしてその時期を過ぎた30代となると、大人の女性としての落ち着きや魅力が出てきますから、ブランド物の腕時計が似合うようになってきます。男性と同じく、ビジネスとカジュアルを使い分けで、場をわきまえていることも大切です。どちらの場合も、着ている洋服のイメージに合わせて選ぶことがポイントです。

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2021/3/17 更新